高橋廣湖 鍾馗図 絹本 掛け軸

高橋 廣湖 （1875年 - 1912年）は、日本の明治時代に活動した日本画家。熊本県山鹿市に生まれる。明治25年（1892年）17歳で熊本在住の 南画家・犬塚松琴に弟子入りする。南画の筆法と人物画の研究に打ち込む。1897年 松本楓湖の内弟子となり安雅堂画塾に入塾する。門弟の中では今村紫紅と同期で、速水御舟や小茂田青樹らと共に研鑽した。1899年 巽画会に参加、同年の第7回日本絵画協会・第2回日本美術院連合絵画共進会に《趙宜子仮寝》を初出品し二等褒状を受ける。第9回日本絵画協会・第4回日本美術院連合絵画共進会に《春夏秋冬》《秋風》《子供》を出品し銅牌受賞。第10回日本絵画協会・第5回日本美術院連合絵画共進会に《天孫降臨》を出品し銅牌受賞。続く第11回日本絵画協会・第6回日本美術院連合絵画共進会にも《天孫降臨》を出品し銅牌。翌年、第12回日本絵画協会・第7回日本美術院連合絵画共進会に《貴賎苦楽》（熊本県立美術館蔵）を出品し銅牌、第13回日本絵画協会・第8回日本美術院連合絵画共進会に《美人摘草》《田家畳驟雨》《元寇》を出品し銅牌。翌年、第15回日本絵画協会・第9回日本美術院連合絵画共進会に《馬上の杯》《女風呂》を出品、第5回内国勧業博覧会に《薬狩》を出品するなど、キャリアを重ねていく。一方、日本美術院内の研究会・互評会を統合した二十日会、紅児会、橋本雅邦 や 川合玉堂 らが結成した二葉会、小堀鞆音らによる歴史風俗会などに参加。今村紫紅とともに巽画会の評議員となり、翌1907年 国画玉成会が結成する際には発起人の一人となる。同年、締切に間に合わず第1回文展に《重盛諫言図》が出品拒否されると、後藤新平の働きかけで同作を展示する個展が開かれ、廣湖の名は上がった。1911年 花房義質からその一代絵巻を尾竹竹坡と分担制作を依頼されると、取材のため朝鮮を旅行する。ところが、旅行中に猩紅熱にかかり、帰国後これが悪化し逝去。享年37。弟子に堅山南風、亀井琴仙など。息子に日本芸術院会員となった浦田正夫がいる。関連ワード仏像 神社 仏閣 御朱印 欄間 骨董品 骨董 江戸 木彫 アンティーク レトロ 漆芸 硯 書 神道 酒器 花器 古民具 仏教 茶道 茶碗 棗 茶入 古伊万里 九谷 信楽 備前 漆塗り 掛軸 版画 古玩 古美術 中国骨董 時代物

商品の情報

カテゴリー	その他 > アンティーク/コレクション > その他
商品の状態	傷や汚れあり