デレク・ベイリー : ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー

The Music Improvisation Company
Label : ECM Records – UCCU-9019
Format : 1CD, Album, Limited, Reissue, Remastered, Mini LP Sleeve
Country : Japan
Released : 2003
Disk : 再生に影響のない薄いキズが少し
Jacket : 紙スリーブ、背面が若干のヤケ（写真③、美品はもう少し白っぽい）
Others : 解説、若干のヤケと使用痕（写真④）、帯、小ダメージ（写真①）

1970年8月25～27日、ロンドン、マーサム・スタジオで録音

○注視すべきはECMの設立者であり録音プロデューサーであった Manfred Eicher の要請で作られ、個々の演者を強調するジャズ的な録音ではなく空間的な広がりをもつクラシック寄りの録音で集団即興が録音されていることと、64~66年にシュトックハウゼンの技術アシスタントでもあった Hugh Davies のライブ・エレクトロニクス奏者としての参加。

○S・サックスでハイピッチな循環奏法を始めたエヴァン・パーカーがデイヴィスの介入を求めた時にデイヴィスはあえてそれを無視し、パーカーが諦めて吹くのを止めそうになった所を見計らってライブ・エレクトロニクスの音を入れ、パーカーの意図を故意に崩したこと。これを例にベイリーは「（良い意味で）裏切り合い」と言い、MICはこの特徴が大きかったと言っている。。このような幾つかのエピソードを記した解説も面白く、ベイリーの求道的なソロアルバムとは別に、 ”非-イディオマティックな即興” として70年代初頭に集団での即興演奏の再興を宣言したような重要な1枚。

Electric Guitar – #DerekBailey
Electronics [Live Electronics] – #HughDavies
Engineer – #JennyThor
Percussion – #JamieMuir
Producer – #ManfredEicher
Soprano Saxophone – #EvanParker
Voice – #ChristineJeffrey

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